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▼思想解剖【001話〜030話】
001 『死』 002 『命』
003 『金・金・金』 004 『やさしい人』
005 『オロナミンC』 006 『人はどこまで』
007 『ドラえもん対バルタン星人』 008 『人』
009 『迷惑』 010 『ガラスの心を持つ女』
011 『殺人』 012 『南風』
013 『言霊』 014 『誕生日』
015 『子供』 016 『卒業』
017 『冬』 018 『鏡』
019 『電話』 020 『殺人を犯した者』
021 『モルモット』 022 『空き缶』
023 『鬼の棲む場所』 024 『海賊』
025 『神』 026 『公開文書』
027 『騙す人』 028 『刺しちまった!!』
029 『所場代』 030 『結婚式』

001話 『死』

たまに明日死ぬかもしれないと考える。
自分の葬式には誰が来るんだろう?
みんな僕の為に泣いてくれるのか?
見てみたいものは、ディズニーランドのパレードでもなく、いい女の裸でもなく、面白い漫才でもなく・・・

自分の葬式なんじゃないかな・・・

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002話 『命』

ある日、道端で子供たちが集まっていました。
子供たちの足元には小さなカナリアが死んでいました。
子供たちはオモチャの鉄砲を持っていました。
子供たちは笑っていました。
それを見た女の人は子供たちに言いました。
『どんなに小さな生き物にも必ず命はあるのよ。命を粗末にしたらいつかきっとバチがあたるわよ。』

その日の夜、僕はその女の人が、おいしそうに焼き鳥を食べているのを見ました。

なんだかその女の人が可哀相に思えました・・・

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003話 『金・金・金』

のび太はしずかにこう言った。
『しずかちゃん、僕は頭も悪いし、顔も悪いし、性格も悪いし、バカで、グズで、使いっ走りで、トンマで、臭くて、デブで、ワキガで、のろまのハゲだけど、君を愛する気持ちは誰にも負けない!だから僕と結婚してくれないか?』

しずかはのび太にこう言った。
『のび太さん、たとえあなたがエイリアンだって私は一生あなたについていくわ!』

のび太はしずかにこう言った。
『僕、お金持ってないけど、それでも僕と結婚してくれる?』

しずかはのび太にこう言った。
『絶対ヤダ!!』

ドラえもんはのび太にこう言った。
『のび太君、強盗でもする?』

のび太『・・・・・・・・・』

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004話 『やさしい人』

僕がもし犬だったら 人に噛み付いてやろう
僕がもし魚だったら 毒をたくさん持とう
僕がもしイスだったら 座ったときに『ブッ!』
僕がもし神様だったら 信じるものは救わない
僕がもし人間だったら・・・・・・・・

やさしくなろう・・・

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005話 『オロナミンC』

なんで120mlなんだろう・・・
すげーうまいのに、なんで少ないんだろう・・・
でも、オロナミンCが350mlあったら多分買わない・・・

オロナミンCのペットボトルなんかあったらよけい買わない・・・

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006話 『人はどこまで』

人はただ歩くだけじゃ物足りなくて喧嘩した。人は野菜だけじゃ物足りなくて動物を殺して食った。
人は生で食うだけじゃ物足りなくて火を使った。人は歩くのが嫌になり車を作った。
人は自分の土地が欲しくて争った。人は土地がなくなり高さを競った。
人は地上がゴチャゴチャになると空を飛んだ・・・
人はどこまでやれば気がすむんだろう?人はどこまでやれば満足するんだろう?
人はどこまでやれば物足りるんだろう・・・

人は人が信じられなくなり神を創った・・・

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007話 『ドラえもん VS バルタン星人』

ドラえもんとバルタン星人ってどっちが強いんだろうね。
喧嘩だったらバルタン星人だけど・・・

ジャンケンだったらドラえもんだよね・・・

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008話 『人』

政治家って大変だよね。
誰か一人が悪いことすると、政治家全員が悪いみたいに言われてね。
悪い政治家ばっかりじゃないのにね。
僕らもそうだったな・・・
僕らの友達に一人でも悪い奴がいると仲間全体が悪く見られてね。
人ってなんだろうね?
地球上の生き物の中で1番頭いいけど・・・

1番悲しい生き物かもね・・・

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009話 『迷惑』

昔、万引して捕まったとき、親父が僕にこう言った。
『悪いことするならしてもいいけど、人に迷惑かけないようにやりなさい』
僕は考えた・・・
人に迷惑かけない悪いことってなんだろう?

僕はひたすら考えた・・・

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010話 『ガラスの心を持つ女』

誰から見てもデブな女がいた。みんながその女を馬鹿にする。
『お前っていい体格してるよなぁ。ピストルで撃たれても跳ね返しちゃうだろう?ハハハ』

その女はおちゃらけて言った。
『あたりまえよ!ピストルでもヤリでもナイフでも何でも持ってきな!』

みんなは笑った。その女も笑っていた。

その夜、女は1人で泣いた・・・
その女は誰から見てもデブだった・・・

でも、とても奇麗で、とても傷つきやすいガラスの心を持っていた・・・

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011話 『殺人』

人は誰でも一生に一度は誰かを“殺してやりたい”と思うだろう・・・・・

人は誰でも一生に一度は誰かに“殺してやりたい”と思われるだろう・・・・・

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012話 『南風』

南風が吹いている日は何かいい。
南風はとても好きだ。懐かしい気持ちになる。
北風はダメだな・・・寒いだけだ。心まで冷たくなる。

やっぱり南風だな・・・

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013話 『言霊』

ある日の午後、君は僕にこう言った。
『ずっと一緒にいれたらいいね・・・・・』

君のその言葉の中に、君のすべてがはいっているような気がした・・・

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014話 『誕生日』

みんな自分の誕生日が来ると喜ぶ。
なぜだ?

死に一歩近づいただけなのに・・・

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015話 『子供』

子供は無邪気だ。いや、無邪気なふりをしている。
子供は計算高い。何をやるにも計算してからやる。
これをやったら怒られる。けど、泣けばすむ。
これは絶対に言っちゃいけないことだけど、子供だから許される。
子供は何かをやるときはすべて計算済みだ。
子供は大人が思っているほど子供じゃない。子供はなんでも分かっている。
例えば、子供の前で離婚の話しをしているあなた!
子供は分からないふりをしているだけだ。

子供は一生懸命考える。どうやったら子供らしく見えるかを・・・

僕がそうだったように・・・

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016話 『卒業』

※この思想は作者の記憶が曖昧な為、削除しました。m( __ __ )m

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017話 『冬』

今年ももうすぐ冬が訪れる。冬は寒い。その寒さがまたたまらない。
夜景を見るなら、夏より冬のほうが断然いい。タバコを吸うにも冬のほうがうまい。
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君は僕の隣で、僕に寄り添いながら歩く。僕は君の温もりを感じながら、タバコを吹かす。
君は白い息を吐きながら、とても幸せそうな瞳で僕を見つめる。
目の前にはレインボー・ブリッジ。僕は照れながらたった一言、君にこう言う。

『オッパイちっちゃいね・・・』

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018話 『鏡』

鏡・・・鏡に映るもの、鏡に映る僕、鏡に映る君・・・鏡はいろいろな物を映してくれる・・・

【仮説】
原始時代、鏡がなかった頃、原始人たちは自分の顔を知ることができなかった。
原始人たちは自分がいったいどういう顔をしているのかを知りたかった。
そこで、原始人たちは絵でお互いの顔を描きあった。
『オマエノカオ、コーユーカオシテル。ウホウホ』
『ウソツクナ!ソンナニバカズラシテナイズラ。ウホウホ』
原始人たちは喧嘩になり、殴り合った。
止めに入った原始人たちも巻き込まれ、次第に喧嘩は収まりがつかなくなり、村全体が殴り合いになった。
となり村の原始人たちも駆けつけて来て、とうとう武器まで持ちだし、死人まででるようになった。

これが今でも小さな事で国と国とが喧嘩するいわゆる“戦争”の始まりである・・・

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019話 『電話』

みんなは考えたことがあるだろうか?
もし、電話で話している相手が全然知らない人だったら・・・
友達や彼氏や彼女だと思っていたのが別人だったら・・・
その相手に自分の悩みや、恥ずかしいことを言っていたとしたら・・・
その相手は自分のことを何でも知っていたとしたら・・・
その相手と延々と何時間も話していたとしたら・・・
そんなことが本当にあるかもしれない・・・

そいつは“天才モノマネ師”だな・・・

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020話 『殺人を犯した者』

テレビのワイドショーで殺人を犯した男が捕まったことをよくやっている。
ワイドショーのリポーターはその男が住んでいた近所でインタビューをする。
『A容疑者はどんな男でしたか?』

近所のおばさんたちは、口を揃えてこう言う。
『ええ、とっても真面目な人で、とても人を殺すような人には見えなかったんですけどねぇ。』
『驚いたわよ。いつも笑顔が絶えない人で、町内のボランティア活動にも進んで出ていたんですよ』
『そうねぇ、あんないい人がねぇ。まだ信じられないわ。』

僕は思った。人間は絶対に人には言えないことを、心の奥底にしまい込んでいる。
ほとんど建前だけで生きている。本当の自分を表に出さないように。
おばさんたちは本当のA容疑者を知らなかった。
もしかしたら、僕たちの廻りにもいるかもしれない・・・

万引きをして何気なく暮らしている者がいるように、殺人を犯して何気なく暮らしている者が・・・

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021話 『モルモット』

我々人類は実験動物かもしれない・・・

【仮説】
地球上にいるすべての動物は実は水星人によって創り出されたものである。
水星人はまず、地球という星で自分たちが暮らせるかを、自分たちに似た体の生物を創り、
実験動物として、地球に送り込んだ。それが私たち人間である。
だが、水星人たちの計画は人間たちの異常な繁殖力によって、狂い始めた。
水星人たちは一度は人間を絶滅させようとした。でも、そう思ったときには、もう遅かった。
地球は人間たちによってボロボロになり、あちらこちらに地球を壊せるほどの核爆弾がはびこり、人間は我が物顔で地球を支配していた。
ついには人間は地球を飛び出し、他の星にまで手を伸ばし始めた。
水星人はうかつに手を出すことができなくなっていた。
もし、うかつに手を出せば人間は迷わず、地球上にある核爆弾を惜しみなく使って、総攻撃を仕掛けてくるだろう。
水星人にとって、核なんてなんてことないものだが、地球自体に悪影響を与えてしまうことになる。
それに莫大な費用と時間をかけて、育て上げた人間をあっさり殺すには惜しいと思ったのだ。
しかし、水星人もただ手をこまねいているだけではなかった。
水星人は何とか人間に気づかせようと、いろいろと警告を発している。
異常気象、火山の噴火、温暖化、地球人の誘拐、ミステリーサークル、海面上昇、オゾン層破壊、飛行機墜落事故・・・
これらは、すべて水星人が警告していることなのである。
地球を少し痛めつけ、人間にいかに地球が大事なものであるかをを気づかせる。
それが目的である。人間は少しは気づいてきたようだが、まだまだである。

水星人は言う。『人間はいったい、いつまで地球を破壊し続けるんだろう』

僕は思う。(人間は地球が壊れて、初めて間違いに気づく馬鹿な生き物なのだろうか・・・)

水星人が地球を諦める日は近い。
もし、水星人が地球を・・・人間を見捨てたら、地球は間違いなく消滅するだろう。
水星人が見捨てないことを祈る。

なぜなら、人間はモルモットなのだから・・・

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022話 『空き缶』

僕は何気なく空き缶を蹴り飛ばした。
その空き缶はコロコロと転がった。
その空き缶にどこかの金持ちのお爺さんがつまずいて死んだ。
金持ちのお爺さんが死んで、遺産相続で親戚じゅうがもめた。
親戚同士で殺しあいが始まった。
何人もの死人が出た。

あぁ、僕はなんて事をしてしまったんだろう・・・

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023話 『鬼の棲む場所』

鬼ってなに?鬼ってなに?映画に出てくるようなバケモノ?
『ちがうよ、ちがうよ、姿形は見えないよ』

鬼って悪?鬼って悪?やくざみたいな悪いヤツ?
『ちがうよ、ちがうよ、いろいろいるよ』

鬼ってどこ?鬼ってどこ?どっかの山奥に住んでるの?
『ちがうよ、ちがうよ、君の心に棲んでるよ。生かすも殺すも君次第・・・』

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024話 『海賊』

海賊になりてー。

と、ふと思った・・・

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025話 『神』

あなたは本当にいるのですか?
あなたは本当に“善”なのですか?
みんなが言うようにあなたを信じていれば、悪いことが起きないんですか?
あなたは本当に争いが嫌いですか?
本当に争いが嫌いなら、なぜ宗教同士が争うんですか?
あなたにはどうしたら会えますか?

神は答えてはくれなかった・・・
ただ、黙っているだけだった・・・

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026話 『公開文書』

私は、アメリカ合衆国政府に雇われている科学者である。ここに公開する文書の内容は全て実話である。
私は、アメリカ合衆国政府の軍事機関で、あるプロジェクトに参加していた。
そのプロジェクトの名は『ホワイト・ハンド』このプロジェクトの総司令官は、アメリカ合衆国陸軍、マイク・エドワード将軍。
私が所属していた、科学チームの指揮をとっていたのは、同じくアメリカ合衆国陸軍、ジャック・ベイカー大佐。
ここで、あえて実名を公開するのは、私の命を守る為である。
私は科学チームで、主に戦闘機の開発を行っていた。
長年の研究成果で私は人類史上、類を見ない大開発をしてしまった。
それは燃料を必要としない戦闘機・・・そればかりか、音もしない。
音が小さいのではない。全く音がしないのである。燃料は空気中にある物質である。
空気中にあるものなので、燃料を必要としないも同じなのだ。
機械的なことを詳しく説明しても、国民のみなさんには理解不可能と思われるし、長くなるので、その辺は省くことにする。
もちろん他国のレーダーに映るようなことは断じてない。
ステルス戦闘機は、低空飛行でないとレーダーに映ってしまうが、私の開発した戦闘機は、どこを飛ぼうが、どんなにゆっくりと飛ぼうが、今現在、地球上で開発されているレーダーではとらえることができないのである。
その美しい外見からは想像もつかない強靱さと速さを持っている。
エドワード将軍は、必要に飛行実験を命じた。
ベイカー大佐は国民の目をそらす為に、各国の目をそらす為にUFO話をでっち上げた。
政府は『UFOや異星人などいない』と強く否定した。政府が否定することで、国民は逆を考える。
そう思ったのである。ロズウェル事件はいい例である。
そう・・・UFOや異星人は“最初から本当にいない”のである。
全てアメリカ政府の策略なのである。策略は大成功だった。国民はUFOを信じ、異星人の存在を信じた。
そのおかげで、政府は思う存分飛行実験ができた。実験をするために湾岸戦争を起こした。
成果は上々だった。核兵器を搭載し、大量生産にまでこぎつけた。
もしこれが実験ではなく、本気で戦争で使われたら、間違いなくアメリカ合衆国は世界を握るだろう・・・
罪もない人が何万人、いや、何億人も死ぬだろう・・・
開発者である私はそれを恐れ、ベイカー大佐に公開することを提案した。

ベイカー大佐は言った。
『こんなことを公開したら、世界中がパニックになり、アメリカ合衆国が反感を買うことになる』

大佐は冷めた表情で私にそう言った。私は諦めた・・・その夜のことである。
妻に先立たれて、息子もない一人暮らしの私は、軍事基地内にある自分の家へ帰った。
すると、家の前に友人のカーターがいる。
カーターは私の親友で、よく片手にワインを持って、家の前で待っているのである。

『よう、カーター。ずっと待ってたのか?』
『いや、今来たところだ。早く飲もうぜ!』
『分かった、分かった。今、開けるよ』
私はカーターがいる家の玄関に近づき、ドアの鍵を開けようとしたところで、研究所に財布を忘れてきたことに気がついた。
財布自体は別に忘れても平気だったが、中に亡くなった妻の写真が入っていた。
妻の写真は肌身離したことがない私はカーターにそのことを告げると、カーターに鍵を渡し、
『先に入って、ワインを開けておいてくれ。』と言い残し、研究所へ戻るために、車に乗り込んだ。
悲劇が襲ったのはその時だった。
カーターが鍵を突っ込んだ瞬間、玄関のドアとカーターが私の車まで吹っ飛んできたのである。
ドアに爆弾が仕掛けてあったのだ・・・私を殺すために・・・?カーターは全身ボロボロになって死んだ・・・
私は“逃げなければ!”と思い、車を猛スピードで軍事基地の入り口まで走らせた。
門のところにはいつもの監視員がいる。
私は何食わぬ顔で、『ちょっと買い物に行きたいんだ』と言った。
すると、監視員は『ベイカー大佐からの命令であなたを通すわけにはいきません』と言った。
その時全てが分かった・・・私が、軍事機密を公開するなんて言わなければ・・・
私は構わず門をぶち破り、突破した。すごい数の車が追いかけてきたように思える。
運転には自信があった。町にも詳しい。私は逃げ切った。私はすべてを公開すると誓った。
公開すればもしかしたら、命が助かるかもしれない。可能性は非常に低いが・・・
もし私の身に何かあったら、それはアメリカ政府の仕業である。
私は今、あるモーテルの一室で、この文書を書いている。
もっと詳しく書きたかったが、追われる身の私には時間がない。そう長くは持たないだろう・・・
もしかしたら、この文書が公開される時には、私はもうこの世にいないかもしれない・・・

私はあの時、命を救ってくれた妻に感謝すると同時に、私の為に犠牲になったカーターの冥福を祈る。
そして何より、この文書がより多くの人に読まれることを、心より望んでいる。

罪深き死の商人“クエンティン・E・ゼメキス”

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ベイカー大佐は、モーテルの一室で、この文書を読んでいた。
そして焼き払った・・・

クエンティン・E・ゼメキスの死体と一緒に・・・

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027話 『騙す人』

彼は僕にこう聞いてきた。
『騙す人と騙される人。どっちが悪いと思う?』

僕は・・・
『うーん・・・難しい質問だね。やっぱり騙される人のほうが悪いんじゃん。あっ!ちょっと待って・・・やっぱり騙す人かなぁ・・・うーん、難しいなぁ・・・』

彼は言った。
『世の中のほとんどの人が“騙す人”なんだよ。』

僕はなるほどと思った・・・

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028話 『刺しちまった!!』

そのオヤジは会社帰りなのか、駅のバス停でバスを待っていた。
俺もそのバスに乗るために、オヤジの後ろに並んだ。
オヤジの前にはヤクザ風の男が、タバコを吸いながら並んでいた。
ヤクザ風の男は、吸っていたタバコを足下に捨て、足で踏みつけた。

それを見ていたオヤジはヤクザ風の男にこう言った。
『おい!灰皿なら向こうにあるだろう。ちゃんと捨てなきゃダメだ!』

ヤクザ風の男は頭にきたらしく、オヤジの襟首を掴んでこう言った。
『なにぃぃぃ!このくそオヤジが!灰皿あるの分かってるんなら、テメーが持ってこんかい!』

オヤジはビビって、仕方なく灰皿を持ってきた。
そこでなにも言わなければそのまま済んだのだが、
オヤジはヤクザ風の男に典型的なオヤジギャグを言い放ってしまったのだ!
『灰皿もってきました。はい、ざら。はっはっはっ』

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辺りに救急車のサイレンが鳴り響く・・・
オヤジは刺されたのだ・・・オヤジの背中には“バタフライナイフ”が刺さっていた・・・
俺は気が動転した。ヤクザ風の男は逃げる様子がない。

答えは簡単だった・・・。

あまりのつまらなさに刺してしまったのは、俺なのだから・・・

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029話 『所場代』

ドラえもんは仕事の帰りに、親友の水死体とガード下の屋台で飲んでいた。
親友と飲んでいると、後ろに人の気配がする。振り返るといかにもヤクザチックな顔が二つあった。
ヤクザチックな2人組は屋台のオヤジを見るなりこう言った。
ヤクザA『おうオヤジ!誰に断ってここに店出しとるんや!コラ!』
オヤジ『ここは天下のガード下だ!誰にも断る必要なんてねぇだろ!』
ヤクザA『ほぅ・・・ここら辺のシマが松本組のシマだって分かって言ってるんかい?』
オヤジは震えながら言った。
オヤジ『まっ・・・松本組!!』
ドラえもんは心の中でこう思った。(マッ・・・マツモトキヨシ・・・ぷっ!)
ヤクザB『ふっ・・・どうやら分かったようだな』
オヤジ『松本組に歯向かうつもりはねぇよ・・・』
ヤクザB『じゃあ、さっさと所場代を払うんだな!』
オヤジ『わかった・・・これで勘弁してくれ・・・』
ヤクザA『なんじゃい!このはした金は!これっぽっちで組長がなっとくするとでも思ってるんかい!
      このボケ!店ごと潰してもええんやで!』
オヤジ『みっ・・・店だけは勘弁してくれ!金なら払うから・・・』
オヤジはありったけの金をヤクザに払った。
ヤクザB『なんやねん!あるんやないけ!このボケ!最初から出さんかい!』
ヤクザA『ヤクザモンなめとんのかコラ!』
ドラえもんは小さくなりながら心の中でこう思った。(ドラえもんなめとんのかいコラ!・・・ぷっ!)
水死体も小さくなりながら心の中でこう思った。(ドザエモンなめとんのかいコラ!・・・ぷぷぷっ!!)

たまたま通りかかった僕は思った。(ドラえもん・・・道具使って助けてやれよぉぉぉぉぉぉぉ!)

それを見ていた神様も思った。(通りかかったお前も助けてやれよぉぉぉぉぉぉぉぉ!)

これを読んでいる人は思うだろう・・・(そういうお前も、神様なんだから助けてやれよぉぉぉぉぉ!)

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030話 『結婚式』

※この思想はちょっと微妙な為(-_-;)、削除しました。m( __ __ )m

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