222ch HOME! 222ちゃんねる!ON THE AIR!
現在地:【HOME】【思想解剖 Top】【思想解剖 241話〜270話】
▼思想解剖【241話〜270話】
241 『愛してほしい…』 242 『行列のできる××』
243 『クイズ!ミ○オネア!』 244 『反動』
245 『抱きしめたい』 246 『明日のために』
247 『奇跡の気持ち』 248 『新しい女』
249 『スーパーお母さん』 250
251 252
253 254
255 256
257 258
259 260
261 262
263 264
265 266
267 268
269 270

241話 『愛してほしい…』

もうすぐ俺の誕生日。
4年付き合っている彼女が言った。
「私、誕生日プレゼントいろいろ考えたんだけど、決められないから欲しい物言って。」
俺はこう答えた。
「んー、プレゼントなんていらないよ。お金ないのに無理してプレゼントなんて買う必要ないよ。」
「そうだけど…なんかあげたい。」
「そう言われても…俺も欲しいもの今ないし。つーか、お前が決めてくれよ(笑)」
「うーん、わかった。なんか考えとくね。」

結局俺の誕生日にブランドもののキーホルダーみたいなやつをもらった。
嬉しかったけど、正直嬉しくなかった。(どっちだ!)(笑)

彼女に「欲しいもの言って」と言われた時、ないって答えたけどホントはあった。
俺は彼女にこう言いたかった。

「愛してほしい…」

一ヶ月後、結局彼女とは別れた。
俺は今まで彼女に愛を与え続けてきたが、最後は彼女の【嘘】という形で幕を閉じた。
つまり嘘とは【気持ちのふらつき】だ。

人は誰でも寂しさを持っている生き物だ。
俺も寂しさのため、彼女にのめり込んでいった。
寂しさがいつしか愛に変わっていった。

彼女を責めはしない。
彼女もまた、俺と同じように寂しかったのだろうから…

▲このページのTopへ

242話 『行列のできる××』

僕の友人で行列のできるラーメン屋さんが大好きな自称超グルメがいます。
僕はその友人のために、行列のできるラーメン屋を開店することにしました。
ラーメン屋を開店して一ヶ月後にテレビで大々的に報道され、僕のラーメン屋は超大行列のできるラーメン屋になりました。

ある日、その友人が食べに来ました。
その日は結構混んでいて、友人が店に入るまでに3時間も列んだそうです。
友人は僕に言いました。
「いやー、3時間も待って腹がペコペコだよ。美味いラーメン頼むよ!」

僕はさらに友人をじらして、それから30分後にラーメンを出しました。
友人は何も言わず、夢中でラーメンを平らげました。
帰り際に友人は僕にこう言いました。
「いやー、嘘でも何でもなく、ここのラーメンは今まで食った中で一番美味かったよ」
僕はニッコリ微笑むと、友人は恥ずかしそうに苦笑いをしていました。

僕が友人に出したのは普通のカップヌードルです。
コンビニに売っているカップヌードルにただお湯を注いだだけのものです。
お皿にも移し替えずに…。

数日後、友人からメールが来ました。
【件名】気づかせてくれてありがとう
【本文】人間…腹が減ってりゃ、なんでも美味いよな!俺はグルメじゃねーな(笑)。もう行列巡りはやめたよ…

友人がやっと気づいてくれたので、僕はその数日後にラーメン屋を辞めました。

▲このページのTopへ

243話 『クイズ!ミ○オネア!』

ミ○オネアというクイズ番組に出た。
最後の1000万円がかかった問題までは難なくこなした。
俺は最後の問題で超迷った。
スーパー迷った。

【問題】
恋愛に一番大切なものは何?

[A]愛
[B]金
[C]思いやり
[D]セックス

俺は長いこと迷ったあげく、やっと答えを出した。
(こんなの人それぞれ違うんじゃネ?)とか思ったが言わなかった。
1000万円は近い。
もうすぐそこだ。

もんたは言う。
「ファイナルアンサー?」

俺は気合いを入れてボケる。
「ピンクパンサー!!」
…スタジオに笑いは起こらない…
(言わなきゃよかった)超後悔。
恥ずかしい思いをした俺は顔を引きつらせ、今度は小さな声で答える。
「ファイナルアンサー…」

長い沈黙が日本中を駆けめぐる。
この時ばかりは、もんたの顔がムカツク。
ホントはいつもムカツク。

---------------------------------------------------

テレビ局を出た俺は、
(もんたの引っ張り具合は最高だった)
などと考えながらテクテク歩いていた。

さて…あなただったら何と答えましたか?
えっ?俺は何て答えたかって?
それはミ○オネアのDVDでも出たら観て下さいな。
出るかどうかはシラネ。


数日後、俺は念願のランドクルーザーを手に入れた…。
新車はイイネ(・o・)

▲このページのTopへ

244話 『反動』

愛さなきゃよかった。
こんなにツラい思いをするなら愛さなきゃよかった。
愛してるフリだけしてりゃよかった。
この女はセックスだけと割り切ってりゃよかった。
お前なんか愛さなきゃよかった。
思い出なんか作らなきゃよかった。
出逢わなきゃよかった。
火星に住んでりゃよかった。
生まれなきゃよかった。

俺は今、愛してた分の何倍もの反動を受けている。
何回も何回も携帯を見つめながら、自分の気持ちを押し殺す。
心臓の奥のほうの何とも言えないカタマリを殺しまくる。
大きくなりすぎた塊魂(カタマリダマシイ)を監禁する。
コエー!怖くて電話なんかデキネー!
お前に何言われるのか怖くてYo!

……

愛さなきゃよかった…(T_T)マジで。
ヘヘンだバカヤロ!
コノヤロ!

…ホントはメールしたいし、メール待ってるダメな俺。
俺のバカ(T_T)バカバカ(>_<)
ナンツッテみるテスト。

▲このページのTopへ

245話 『抱きしめたい』

距離…1メートル…
こんなに近くにいるのに…
こんなに近くにいるのに…

どうして君を抱きしめることができないんだろう。
君を抱きしめてKISSすることができればどんなにいいだろう。
君が身をまかせてくれたらどんなにいいだろう。
手を伸ばせば届く距離にいるのに、君に触れることさえ許されない。

あの時、君の髪を撫でていたのに。
あの時、君と唇を重ねていたのに。
あの時、君を一晩中抱きしめていたのに。
あの時…

今はもう遠い昔に感じる。
今はもう…

許されないことなんだ…

▲このページのTopへ

246話 『明日のために』

昨日を振り返らない。
今日を精一杯生きる。
明日の予定は立てない。

そう生きられたらどんなにいいだろう…

▲このページのTopへ

247話 『奇跡の気持ち』

私は最近彼と別れました。
私から彼に別れを告げたのです。
理由は私が彼に対して、気持ちがなくなったからです。
気持ちがなくなった理由は、他に気になる人ができたからです。
私はもっと遊びたいし、これから彼だけを見ていく自信がありません。
彼に束縛される気もありません。
彼はまだ私のことを愛してくれています。
もう一度俺の所に戻ってこいと言われました。
こんな私を好きでいてくれるってスゴイと思います。
でも私は戻る気はありません。
今でも彼と会っていますが、それは彼の強引さからです。
決して気持ちがあるわけではありません。
私は別れても友達として彼を見られますが、彼はおそらく友達として私を見ることは不可能でしょう。
彼の気持ちはありがたいですが、どうしようもありません。
好きにさせてゴメンナサイ。
戻ることはありません。

私の心の中に奇跡がおきない限り…

▲このページのTopへ

248話 『新しい女』

最近ある女にコクられた。
付き合ってた彼女にフラれたばかりの俺は超迷った。
とりあえず、その場ははぐらかし、「考えておくよ」と言っておいた。
次の日も次の日もケータイにメールが入ってくる。
その度に「まだ考え中」と言っているが、俺の気持ちはフラついている。
前の彼女にまだ未練があるから…
でもこんなチャンスはもうないかもしれない…うーん…迷う!
「最近人恋しいし、新しい女作るかなぁ」とか考えてるうちに、ふと思った。
新しい女?
超失礼な言い方ぢゃね?
じゃあ、前の彼女は古い女か?
最近まで付き合ってたのにもう古い女か?(笑)
じゃ、他になんて言う?
新恋人か?で、前の彼女は旧恋人?

そんなのどーでもいいな…
問題は別のところにある。

前の彼女が俺のこと完全に嫌ってくれたらいいのに…
ずるい女だよ…

▲このページのTopへ

249話 『スーパーお母さん』

あれは小学校1年生の時だった…

僕たちの小さい頃は学校側の配慮があまり無く、授業参観は父親参観と母親参観に別れていた。
それは僕にとってツライ一日だった。
父親参観日だ。
僕の両親は僕が生まれてからすぐ離婚し、僕は母と一緒に暮らしていた。

僕は先生から配られた『父親参観日のお知らせ』を母に見せずにそのままランドセルにしまっておいた。
僕には父がいなかったので、母に見せてもムダだと小さいながらに思ったことを覚えている。
「明日は学校行きたくないなぁ…」
と憂鬱な気分で布団に入った。

父親参観の日、みんなの父親たちがぞろぞろと教室に入ってきた。
当然僕の父はいない。

授業が半分くらい進んだところで、教室の後ろのドアが『ガラガラ』と開いた。
みんなが注目しているその先には僕の母が立っていた。
母の格好は男物のスーツにネクタイを締め、長くてキレイだった髪は短くバッサリ切ってあって、本当に男みたいだった。

みんながクスクス笑い始めた。
そのクスクス笑いが爆笑に変わるまでに時間はかからなかった。
みんな僕の母を見て
「オトコオンナだ!」「オトコオンナだ!」
と指を差して笑っている。
僕は恥ずかしくて恥ずかしくて、真っ赤な顔で母を睨んだ。
先生が「みんな静かにしなさい!」と言っても、笑いは止むことはなかった。

その時だった。
「違うよ!」
そう言ったのはクラスでも目立たない男の子で、いつも無口で勉強ばかりしているツトムくんだった。
「違うよ!タケルくんのお母さんはオトコオンナなんかじゃないよ!」
「タケルくんにはお父さんがいないから、お母さんがお父さんにもなれるスーパーお母さんだよ!」

その一言でみんなの笑いは止まりました。
誰かが言いました。
「おぉ!!スゲェ!!スーパーお母さんだ!!」

笑いは拍手に変わりました。
先生やみんなの父親たちも拍手で僕の母を迎えました。
でも僕の恥ずかしさは修まりませんでした。

その日の夜、僕は母に
「なんであんな男みたいなみっともない格好で来たんだよ!みんなの笑い物になったじゃないか!」
母はただ「ごめんね…」と涙を流しながら僕に謝っていました。

----------40年後(現在)----------

母の死に顔はとても穏やかに見える。
女手一つで僕を育ててきた母が、今は無言で棺桶の中に横たわっている。
棺桶の蓋が閉められる時、僕は言った。
「あの時、みっともないなんて言ってごめんな…」
「今までありがとうお母さん」

「そしてありがとう、僕のお父さん…」

そう言った後、棺桶の中の母が少しだけ笑ったように見えた。
僕はいつまでもいつまでも、母に愛情を注がれた分だけ涙を流した…。

▲このページのTopへ

現在地:【HOME】【思想解剖 Top】【思想解剖 241話〜270話】
 222ch HOME!